今月の京大NEWS
1月末から二週間ほど続いた、テスト・授業フィードバックの時期が終わりに差し掛かっています。
1回生はテストの多さに疲弊し、上回生は難しい専門科目の理解に力を費やし、毎日毎日忙しそうな声が聞こえてきます。
2月4日を乗り越えれば、(一部の学部を除き)春休みになります。
春休みになると、部活動やクラブ活動に取り組んだり、学業に励んだり、旅行に行ったり、各々が充実した時間を過ごすことでしょう。
株式会社BoCSについて
概要
設立から3年目を迎えた京大生による学生団体「一般社団法人BoCS」の子会社として設立されました。
一般社団法人で培った「学生と社会」を繋げるノウハウを生かし、それに特化したビジネスを展開しています。
学生だからこそ分かる学生のことや、学生目線から生み出すアイディアを基に、学生と社会とをつなぐ架け橋としての活動を展開していきます。
1月度の活動実績

BoCSのインターン(PBI)の第1弾。 このビラを配り、参加者を募った。
- PBI(プロジェクトベースドインターン)の開始
- 京大Timesの作成
- サービス説明資料作成
- PBI締結(2社目)
- サービスのブラッシュアップ
- 月次目標(個人)の制定
PBI第1弾「未来の超快適マンションを提案せよ」が始動しました。
メンターのもとで、1回生の参加者6人が課題に取り組んでいます。
PBIについて
株式会社BoCSの主事業として、PBI(Project Based Internship)を行っています。
PBIとは、企業のかかえる課題を、
- 株式会社BoCSと企業がプロジェクト化
- 興味のある学生を募集・選考
- 2週間から1か月程度かけて参加学生が解決に導く
ものです。参加学生は、主に1・2年生を対象としています。
就職活動を終えた学生がメンターとして1・2年生をサポートし、論理的に話を進めながら、課題解決に導きます。

(例)メンターからのサポート 課題ドリブンの思考方法を学んでいる
1月から実際にPBIを開始しました。
参加学生は、メンターからの指導の下、深刻な問題は何か、解決したときのインパクトが大きいものは何かなどを考えながら、試行錯誤して案を練り直しています。
京大生にアンケートしてみました!
Topic:影響を受けた本を教えて!
現役京大生に影響を受けた本を聞きました!その中で特に特徴的だったものは…
- 「112日間のママ」
- 「Born a Crime」
- 「”また、必ず会おう”と誰もが言った」
- 「“死“とはなにか」
- 「おしいれの冒険・すごい物理学講義」
- 「のどがかわいた」
- 「告白」
- 「天才を殺す凡人」
- 「星の王子さま」
- 「竜馬がゆく」
皆さんが知っている本はあるでしょうか?星の王子さまは有名ですね。
「のどがかわいた」は国語の教科書で取り上げられていました。
気になった本があれば、ぜひ手に取って読んでみてくださいね!
BoCS拠点の利用状況
学生団体利用
今月は京大工房の皆さんにご利用いただきました。現在は、看板づくりに励んでいるようです。
他にも、考古学研究所の皆さんや、地域創生団体もミーティング等で利用しています。
ゼミ利用
経済学部のゼミに今月も利用していただきました。
個人利用
テスト勉強や、集中して作業したい人などに利用していただいています。
BoCSを作ってきた先輩方や、教授のおすすめの本、BoCSを運営しているメンバーのお気に入りの本などがあります。
「火花」などの小説から、「世界最高の話し方」「イシューからはじめよ」のようなハウツー本、「行動経済学の現在と未来」のような学術書まで、幅広く取り揃えています。
その場で読むことも、借りることもでき、本を目当てに利用してくれる人もいます。
その他にも、コワーキングスペースとして、たくさんの方々に利用していただきました。
感染症対策を行いながら、学問分野を超えたつながりを生んでいきたいと思います。
おわりに
ようやくテストが終わりました。
皆さんは、第二外国語を学習したことはありますか。
私は、アラビア語を学習しているのですが、アラビア語には、
「アッサラームアライクム(皆に平安を)」「ワアライクムサラーム(同義返答)」という有名な挨拶があります。
アラブ世界では、自分だけではなく、あなたも、あなたの周りの人も皆同じくよくありますように、と返答する文化があり、
そうした表現が、毎日使う挨拶にも表れていることは素敵だなと思います。
2022年、皆さんにも平安を。BoCS一同願っております。
京大Timesに関するお問い合わせ
京大Timesに関するお問い合わせは【shimbo.ayumi.54d@st.kyoto-u.ac.jp】までお願いいたします。
発行日 2022年2月5日(土)
Web版公開日 2022年3月27日(日)
編集者 新保 歩