今月の京大NEWS
4月7日で長期休暇が終わり、新年度が始まります。
3月10日には新入生の合格発表が行われました。
今年度も、感染症対策のため、昨年度に引き続き、オンラインでの合格発表となりました。
春から入学する新入生が、京大前で写真撮影をしている姿も見られます。
また、3月24日には、卒業式・修了式がみやこめっせで開かれました。
京大の時計台前には、卒業生が集まり、友人との会話や写真撮影を楽しんでいました。
多くの卒業生は、スーツや袴で参加していましたが、中には、全身を一色に塗って歩いている人や、
動物、アニメのキャラクターになりきっている人など、京大らしさもありました。
株式会社BoCSについて
概要
設立から3年目を迎えた京大生による学生団体「一般社団法人BoCS」の子会社として設立。
一般社団法人で培った「学生と社会」を繋げるノウハウを生かし、それに特化したビジネスを展開しています。
現在は、学生と社会の架け橋を作るために、社会課題をプロジェクト化して考えるPBI(プロジェクトベースドインターン)や京大タイムズ(月報)作成を行っています。
今後も、新たな架け橋の形を探りながら、活動します。
3月の活動
- PBI二社目(左図参照)の終了
- 京大Timesの作成
- インターン斡旋説明資料作成
- 企業渉外
PBIは以前のグループワークから変更し、完全個人ワークで行いました。参加した1,2年生は、メンターの指導下で、試行錯誤して取り組んでいました。
交流会の様子
3月中旬に、株式会社ワオ・コーポレーション西澤昭雄代表と、BoCS事務所で対談しました。
西澤代表には、教育デジタル化の問題、日本を立て直す教育、学生は何を学ぶべきか、など「教育」に関するお話や、
株式会社の在り方、成功者の考え、海外での学び、若いうちに挑戦すること、など「経営者」のお話、
日本の学生の意思表明の仕方や、積極的な目標を立てない、など「日本」のお話をしていただきました。
「ツキ」の大切さも多様な経験からお話しいただきました。
参加学生は、皆、代表と楽しんで交流を行っていました。
私も参加し、最も心に残ったのは、「Education≠教育(教えから育つ)、Education=学育(自ら学ぶ力を育てる)」 という言葉です。
京大生にアンケートしてみました!
Topic:京大を受験した理由は?(複数選択可)
現役京大生60人に聞いたところ…
1位は 憧れ(55.0%)
2位は 学歴 (46.7%)
3位は 自分の学力 (45.0%)
となりました!
学問分野を受験理由とした京大生は1/3程度にとどまります。
京都という地が理由で京大を受験した人は40%もいます。
これは京大生あるあるですが、修学旅行で心打たれた京都に住める。歴史で習う寺院仏閣へすぐに行ける。素敵ですね。
一社BoCSの活動紹介
一般社団法人BoCS(株式会社BoCS親会社)では、学生団体・ゼミ・サークル活動へ無料スペース(一軒家)を開放することで、「学生交流」を生む場を提供しています。
今月号は、一般社団法人BoCSをよく利用いただいている「京大工房」の活動を紹介します。
1:何をしているサークル?
京大グッズやイベント記念品を作り、販売しているサークル。
企業や他大学と一緒にプロジェクトを行ったり、ワークショップを開催したりと、幅広く活動中!
2:面白いグッズは?
円周率コースター。京大ショップにも売っています。消費税込314円というこだわりも!
とある中学生に円周率コースターをプレゼントしたら、京大生は皆円周率100桁言えるの?と言われました。
コースターの裏の注意書きに100桁言えたら京大生と書いたのは誰でしょう?
えっと、3.1415926535897932384626433832…(テイラー展開コースターもあります)
3:魅力は?
モノを作ることだけではなく、どのように宣伝するか、値段はいくらにしたらいいのか、などマーケティングも行います。
モノづくりの始まりから終わりまで、全工程を学生で経験できるところが魅力です。
おわりに
これは京大工房がBoCSにプレゼントしてくれた、「メタル表札」です。
そう、単なる学生の工作ではないのです。
すべてのモノに熱を込めて作っているのです。
BoCS拠点には、恐竜クリップ(恐竜顔型木製クリップ)や、制作途中の作品など、様々な京大工房グッズが置いてあります。運が良ければ、彼らに話を聞けることも!
色々な団体が交流して「面白い」を生み出す瞬間、私は好きです。
京大Timesに関するお問い合わせ
発行日 2022年4月1日(火)
編集者 新保 歩
京大Timesに関するお問い合わせは【shimbo.ayumi.54d@st.kyoto-u.ac.jp】
までお願いいたします。